そう| デイサービス管理者のお悩み共有

ブラック企業の中間管理職

介護士として、仕事を辞める決断をしたあなたへ

 

1.介護士を辞めたいと思ったら

まず、最初に何から始めたら良いかですね。

 

介護士を辞めたい」という気持ちは、多くの人が日々悩んでいることだと思います。

 

もちろん、これは介護職に限ったことではありませんが、自分の仕事が本当に楽しくて毎日やりがいをもって働いている人は、そんなに多くないのではないかと感じます。

 

自分の仕事を辞めたいと思ったことがある人は、少なからずいると思いますし、仕事をしていて「もう本当に辞めたい」と思いながら働いている人も多いでしょう。

 

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ただ、仕事の辛さや大変さ、やめたいという気持ちと、本当に辞める決断とは、少し違うような気がします。

 

辞めるべきかどうかの判断

仕事を辞めたいと思う曖昧な気持ちの時は、まだ現在の職場に改善の余地がある場合が多いように思います。

 

同僚、上司に相談できる環境であれば、相談するのも一つだと思います。

 

ここで何かしらの変化があれば、継続していくことも可能な場合もあります。

 

ただし、今まで色々な施設を見てきましたが、その悩みは一時的には消えても、また再発することが多いように感じます。

 

そういう場合は、「辞めるべき」と感じる瞬間が来るかもしれません。

 

私の場合は1回(最初の飲食店の時)でしたが、閉店後に毎晩、「反省会」という名の飲み会に2年付き合わされ、さすやに参りました。

 

「辞めたいと思う曖昧な気持ち」ではなく「辞めるべき」と感じる瞬間が来たのであれば、これが転職のタイミングとなります。

 

退職通知期間

さて、やめると決断したら、次にどうするべきか、これは非常に大切なことです。

 

私の個人的な意見ですが、まずは転職先を探すことから始めるべきだと思います。

 

通常は現在の職場に退職の意向を伝えます。

 

これが最初のステップですね。 退職の話をすると職場の上司に当然引き止めにあい、心変わりをしたり、モヤモヤとストレスが増え体にもよくないですよね。

 

自分の気持ちが決まったのなら、その職場から得られるものはもうないような気がします。

 

退職希望の日程については、契約によって異なります。

 

就業規則に書いてあるので、確認しておくべきです。

 

もし見つからない場合は、人事担当者に聞くのも一つの方法です。

 

ただ、これは基本的には自分で調べておくべきことなので、やめる決断をした後に忘れてしまうようなら確認が必要かもしれません。

 

2.新しい職場を探す

さて、やめると決めてから最初にすべきことは、新しい仕事を見つけることです。

 

なぜなら、告知をする前に新しい仕事を見つけておくことで、精神的な安定を保ちつつ転職活動を進めることができるからです。

 

新しい職場を見つけることが出来てから、その後に現在の職場に退職の意向を伝えるべきです。

 

新しい仕事が決まってから告知する方が、無職になることなくスムーズに転職活動を進めることができるでしょう。

 

新しい職場の選択

新しい職場に関しては、採用が決まった後に現在の職場に告知することが良いと考えています。

 

その際、新しい職場への入社日を調整する必要があるかもしれません。

 

現在の職場から退職する日程や新しい職場から要求される日程によって変わる可能性があります。

 

そのため、説明するだけではなく、調整する必要があるかもしれません。

 

ただし、新しい職場を選ぶ際には慎重さが必要です。

 

面接や見学を通じて、実際の職場の雰囲気や人々との相性を確認することが大切です。

 

見学をする機会は少ないかもしれません。

 

しかし、見学をすることは非常に有益なことです。

 

実際に施設に入ってみないと判らないというのが実情だと思いますので、転職エージェンなど活用するのも労力を減らす一つの手かなと思います。

 

面接は管理者クラスの方が行うことがほとんどだと思うので、その時の印象も大切になります。

 

この人いい人だなぁとか、一緒に働きたいと思えるような人だったら、少なくとも自分には合っている職場の可能性が高いですね。

 

面接の際に、新しい職場の状況や勤務条件について詳しく聞いておくべきです。

 

表面上はすごくいい条件のように見えて、実際は現在の所得以上を貰おうとすると、残業時間が今までより増えてしまうとかになったら、何のための転職かと思いませんか?

 

なので、面接は非常に重要な要素だと思います。

 

そして、複数の選択肢を持っておくことも重要です。

 

即日採用という施設は注意が必要です。人手不足が問題の場合があるかもしれません。

 

そういう職場は、人手不足に陥る問題点があるということを認識しないといけません。

 

3.人手不足の問題点

単純にうまくいっている施設でも人手不足なのに、それよりも酷い人手不足のところに転職したら…。

 

わかりますよね?

 

今以上に大変になって、疲弊してしまいます。

 

採用を急いでいる施設は注意が必要です。

 

新しい職場への移行

新しい職場には現在の職場から〇〇日後に退職することと、その後新しい職場に入社することを伝えるべきです。

 

無職の状態での就職活動は非常に大変ですから。

 

新しい施設に現在の職場の退職通知期間が2カ月間あることを説明すれば、理解してくれるでしょう。

 

就業可能な日から入社できることを了承してくれるような柔軟な施設が良い施設だと思います。

 

きっと社員の方を大切にしていると思います。

 

新しい職場が決まってから、現在の職場に退職の意向を伝えることで、安定した状態で転職活動を進めることができます。

 

4.転職活動は重要な決断です

新しい職場の選択や転職のタイミングを慎重に考えながら、自分にとって最適な道を見つけてくださいね。